中国ウェブマスター1年生③ ドメイン実名認証を行った

はじめに

こんにちは。balconia　Shanghaiのウェブマスター楊です^-^
前回の記事で 中国サイトのサーバーとドメインを購入することを書きました。
中国で、全てのドメインは実名認証する必要があります、そうしないと、サイトにアクセスできません。ドメインを購入後、私はすぐに企業実名認証を申請しました。

今回わかったこと

・企業実名認証は中国法人が必要。新しい営業許可書の場合、発行から20日後から認証できる。
・実名認証が未完了のドメインに関しては、Severholdの状態になり、アクセスできない

ドメイン実名認証の概要

中国工業情報化部の<中国インタネットドメイン管理方法>の規則により、中国と国際のドメインと共に、「ドメイン実名制認証」登録が必要です。認証は1.ドメイン命名審査（ドメインの中に、規則違反の情報あるかどうか）、と2.ドメイン保有者の実名情報審査があります。認証なしのドメインには、アクセスできません。
サイトの保有者による、認証は個人実名認証と会社実名認証があります。個人実名認証は個人サイト向けで、申請にも簡単です。今回の記事は、企業実名認証のやり方に関して、詳しく説明したいと思います。

企業実名認証の流れ

Alibaba Cloudで、企業実名認証は4種類あります。
①　会社アリペイで認証。
②　会社法人のアリペイで認証。
③　会社法人のフェイス スキャンで認証。
④　会社銀行へ振込で認証。

以上の方法中に、①〜③までは、当日認証完了できます。でも、当社は会社アリペイを持ってません、法人は日本にいますので、フェイス スキャンも実現難しい。なので、私は④番の会社銀行へ振込の方法を選びました。
この方法は、会社の銀行情報を記入し、Alibaba Cloudより申請社の銀行へ1元以下のランダムな金額を振り込んで、入金確認後、認証画面に振り込んだ金額を記入し、金額が一致すれば、認証申請完了になります。

・認証画面登録

Alibaba Cloudをインストールし、アカウント管理の画面に入ると、左のリスト中に、「実名認証」の項目があります。

「実名認証」画面の中にある、「企業/政府実名認証」をクリックすると、以下の4種類認証方法の一覧画面になります。

・認証申請

「会社銀行カード情報認証」をクリックします。

会社及び銀行情報を記入し、資料を提出します。

次は、2,3日、Alibaba Cloudからの振込みを待つ必要があります。

しかし、4日間待ちましたが、振込がありませんでした！
管理画面にアクセス、「振込失敗。原因：会社名と銀行口座番号が一致してません」と書いてます！まって！！なんで！！！銀行情報3回チェックしました、絶対間違っていないのに......
銀行に一度確認しました。
「銀行登録した社名変更の手続きまだ終わってませんので、少々お待ちください」と言われました。なるほど〜〜〜
原因の説明はちょっと長くなりますが、（これも中国でよくあるトラブルだと思いますので）、簡単に説明します。当社の中国語社名は「宝客尼商务咨询（上海）有限公司」です。この社名で2018年6月に会社を申請しました。その後営業許可書を発行されて、そのまま会社銀行などいろいろ申請しました。11月のある日、営業許可書を一度見たとき、どこか違和感がありまして、しっかり確認したら、社名は「上海宝客尼商务咨询有限公司」になってます。提出した書類は全部「宝客尼商务咨询（上海）有限公司」なのに？！原因を調べましたが、「多分政府機関のミスです」。11月から、営業許可書の社名変更を申請し、ちょうどドメイン実名認証の前日、会社銀行の社名変更を申請しました。 
はなし戻ります。その後、改めて実名認証を申請しました。次の日、入金連絡が来ました。

・認証完成

入金金額を確認し、実名認証画面にアクセスします。
金額を記入し、「認証提出」ボタンを押します。

そして、二週間ぐらいかかりましたが、無事に実名認証をできました！

終わりに

ちょっとトラブルがありましたが、漸くドメインの企業実名認証を完成しました。次は中国独自のICP申請です〜〜また何かのストーリィが発生するかも？（汗）
次回の記事で詳しく紹介します。皆様の応援、引き続き、よろしくお願いします。 

（楊）