2019.02.22

balconia Shanghai オフィスまたまた移転! 引越し奮闘記

はじめに

こんにちは、balconia Shanghai の楊です。
2018年11月のある日、突然オフィスの不動産会社より”善意”リマインドメールが届きました。内容は「今現在大家さんとの契約は2018年12月31日までで、継続交渉の結果が不明確なため、2019年に新しいオフィス案を準備するほうがおすすめです」。へ?一体どういうことですか?

上海のシェアオフィスの歴史

皆さんご存知と思いますが、上海は中国経済発展の中心です。戦争前から、上海でたくさんの工場や倉庫がありましたが、近年、上海市の発展と共に、環境保護も大事になっています、多くの工場が外地に移転しました。残された工場の建物は、国有資産で、交通の便がよい上海市中心部にありますが、有効利用されてません。このような背景があり、最初は欧米の投資者が、はじめに不動産会社を設立し、工場の所有者の国有企業と長期契約を結んで、建物を改造し、シェアオフィスとして運営 してます。 
私達のオフィスも同じ背景の建物です。十年前、アンケンという不動産会社は上海百聯グループ(小売の大手国有会社)の倉庫を借りて、アンケングリーンというシェアオフィに改造しました。2018年4月27日、我々はここに引越しました。

写真:アンケングリーン

2018年12月31日が、アンケンと百聯の十年契約の期限になります。不動産のアンケンは契約を継続したいですが、大家さんの百聯は継続したくないみたいで、なかなか返事してくれてません。新年に向けて、契約できない可能性が高くなってますので、不動産会社より、私達にプランBを考える方がよいと連絡しました。

オフィス探す

11月から、私とアンケンの担当に頻繁に連絡した結果、年末継続可能性が非常に低いことを分かりました。契約できない場合、私達はこのオフィスにいつまでいられるかも不明です。引越しないといけないです。
引っ越しの時間を考えると、2019年2月4日、中国の春節になります、春節から2月末まで、たくさんのローカル会社(引っ越し会社も含む)基本的に休みです。更に、1月28日の週で、お客様の案件対応で、基本的会社にいません、且つ総経理の久保山が1月23日まで日本出張で、カレンダー的に、1月24日に引っ越しの目標になりました。
新オフィスの条件として、①面積70〜90平方メートル;②家賃は現在と大体同じ;③場所は現在のオフィスは交通便利ため、この近くのオフィスが優先;④最も大事のはオフィスで猫を飼ってるので、シェアオフィスじゃないと厳しいです。
以上の条件で、いろいろ探しました。会議室が狭い、トイレが汚い、建物自体ダサい......たくさんの候補者が落ちました。焦っせて、すごく心配してた時に、創享塔(The X Tower)と出会いました。

創享塔(The X Tower)

創享塔は1983年、ドイツ人がデザインした展望台(中国語で塔といます)がある工場です。戦争後、ここは上海市布団服装工場になりました。中国の改革開放と共に、上海市内工業が外地に移転し、工場の建物が廃棄されました。2016年、大家さんの国有企業とほかの2社が、一緒に合弁会社を設立し、創享塔を開発しました。ここはシェアオフィス、商店や娯楽施設、教育トレーニング、ホテル等を含まれた総合プロジェクトで、全ての機能はAPPで予約管理できます。

視察時に、このシェアオフィスの特徴を発見しました

・オフィス管理が厳しく、エントランスはアプリで入室。
・2階と3階は仕事のスペースで、独立のオフィス以外に、多数のシェア会議室、コワーキングスペース、打合せ場所、休み空間、いろんな仕事や休憩のニーズを満たすことができます。
・4階は約1000平方の屋上、テントのついた机椅子がいくつあって、そこでご飯を食べたりして、夏はBBQもできます。
・部屋の入口にムービーで会社紹介できるようになってます。部屋の中はロフトの形で、2層あります。新しい内装で、デスクや椅子も付いています。

写真:創享塔の写真

総合的に考えて、ここに決めました!
いろいろ手続き行って、2019年1月4日、契約を結びました。ここから引っ越しの1月24日まで、3週間もありません。

引っ越し

まずは移転する荷物を決める必要あります!新オフィスに机椅子がついたので、現在みんなが使ってるものは問題です。(中国で、いらないものを残したままで廃棄する方法にもありますが、ちょっともったいないと思いました。)その時、「ネットで売ってみたらどう」と思って、総経理と相談したら、許可もらいました。簡単に写真を撮って、アリババ傘下の中古品交換APPの闲鱼に登録しました。あんまり期待してなかったが、3日後、ある創業者より連絡きました、無事に売って、予想外の売上になりました。(笑)

写真:机椅子を売りました

そして、荷物が半分以上減ったので、引っ越し業者と相談し、費用も安くできました。
通常業務をしながら、いろいろ準備して、1月24日、計画通りに、引っ越し完了しました。

写真:現在のオフィス写真

最後のまとめ

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます!
もし今文章を読んでいるあなたにもこれから上海でオフィスを探したり、移転先を考えている場合、以下のいくつ注意点を参考いただければ、幸いです。
① できれば、大家さんと不動産が同じ会社のオフィスを選びましょう(我々のように途中で契約継続問題で引越しないといけないことを避けるため)、大家さんと不動産が違う会社の場合、二者の契約期間を確認することは大事です! 
② 家賃が2年目急にすごく高くなるリスクを避けるため、家賃が変わらない期間を延長するか、契約の条件に毎年増加率を明確にする必要あります。(参考として、上海近年の平均増加率は5%〜8%です) 
③ 上海のオフィスの仲介手数料は基本的大家さんが全部払いますので、会社としてコストの節約にもなりますね。 
④ 引っ越し時に、いらないものあった場合、迷わず、ネットで売りましょう! 

もし御社が中国進出をお考えの場合、お気軽にお声がけくださいませ。 市場戦略からマーケティング全体像を踏まえたデジタル施策は当社の得意分野です! 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

写真:引っ越しの初日、新しい環境に慣れてない、バックに隠れたソラちゃん