ザ・視覚の祭典
2021年注目の最新デザイントレンドをピックアップしてご紹介します。
毎年この時期になると、各プラットフォームより来年のデザイントレンド予想が次々と公開されてきます。まずはこちら、「GraphicMama」が公開した2021年のトレンド予想です。
2021年 あらゆる領域で流行るデザイントレンド予想12選
1、3Dスタイルデザイン
2、Emoji 絵文字デザイン
3、自然要素
4、錯覚アート
5、3Dタイポグラフィデザイン
6、カートゥーンイラスト
7、ゴールドな質感デザイン
8、ボクセル(Voxel = Volume + Pixel)アート デザイン
9、モノトーン&デュオトーンデザイン
10、幾何学模様(ジオメトリックデザイン)
11、タイポグラフィ デザイン
12、カラーレスデザイン
私が特に注目したのは、以下3個です。
✔ 自然要素
✔ ボクセル(Voxel = Volume + Pixel)アート デザイン
✔ カラーレスデザイン
■ 心地よい自然要素
グラフィックデザインに自然要素を取り入れると、そのフレッシュさは、心も体もスッキリ爽やかにしてくれます。
10年前、オーガニックデザインを使用した自然要素は、大流行したフラットデザインの発展とともに主流のトレンドからフェードアウトしていきましたが、最近では再び流行りとなってきています。ナチュラルラインや控えめな光、土や葉のカラートーン、そして変化に富んだ自然の特徴にマッチするグラデーションは、再び主流トレンドへカムバックしてきました。
コロナ禍により人々の環境意識が格段に高まり、あの大自然へ戻りたい、自然に触れたい、そんな思いが日々強まっていくのではないでしょうか。自然をモチーフにした要素を各種デザイン及びビジネス分野に取りいれるのは、2021年の最新トレンドとなるのでしょう。
自然要素は制限を受けることがないため、テクノロジー関連からビジネスまで、幅広い分野で取り入れることが可能です。特に健康、食品、スキンケア、家具インテリアの分野では自然要素を取り入れたデザインが際立ちます。
■ ボクセルアート、デザイナーたちの熱意
今熱いピクセルアートは、スーパーファミコン時代に多くのファンを獲得し、その地位を確立しただけでなく、デザイナーたちの熱い思いが込められたドット絵に再び注目が集まっています。
ピクセルアートから派生したボクセルアートは、ドット絵ならではの味わいを、一段とコクと深みのあるものに仕上げました。
ゲーム「我的世界(中国語)」(マインクラフト)やレゴ (LEGO) ブロックが代表的なボクセルアート風ゲームです。
レトロで遊び心に溢れ、モダンでダイナミック、認識しやすく、とても懐かしい感じがします。
■ 独自路線を歩む、カラーレスデザイン
色のないデザインはスッキリとしたシンプルさが際立つだけでなく、
コントラストが強く、シャープでくっきりとした表現になります。
それから、特にこの色鮮やかな世界では、カラーレスデザインを取り入れることで、
デザインを引き立て、オリジナリティを演出してくれます。
クラシックな白黒は独特な魅力があり、柔らかく、多くの人々を魅了してきました。まさに唯一無二の存在です。影、アニメーション、そして液体シェイプ、オーガニック要素まで、輪郭がより鮮やかに描き出され、立体感を表現しています。
つい2、3日前、Behanceも2021年の5個のデザイントレンドを公開しました、
ご興味がございましたら、下記リンク先をご覧ください。
Design trends 2021
https://www.behance.net/gallery/107015729/2021-Design-Trends
最後に
毎年年末になりますと、各サイトから公開されるデザインの最新トレンドは、いつも私たちにこれからのデザインの方向性について、新しい視点と気づきをもたらしてくれます。
しかし、どんなデザインを取り入れるかは、実際の状況やニーズに合わせて、最適なものを選定するようにしましょう。
kaki